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Tuesday, March 17, 2009

2007北米巡回展示会「Shojo Manga! Girls' Power!」報告その7 (5/25-6/29/07):ミネアポリスにて


ミネアポリスカレッジオブアート&デザインの学生さん。コスプレで受付を(^_^)!

ミネアポリスでの様子はここをクリック!

2007年5月、展示会は7番目の開催地、ミネアポリスのアートスクール、Minneapolis College of Art and Design (MCAD) のギャラリーへ。

ここは友人でもあり、マンガ研究の大学教授、フレンチーの誘いで、かの地で開催することに。実はその1年程前の3月、シカゴ(3番目の巡回地)で展示会を開催した折り、ちょうどフレンチーもシカゴに来ていて、偶然展示会を見る事に。すぐに彼女からメールが届き、ミネアポリスでもやってみないかの連絡。その時は巡回展示会は1年間の予定だったので、恐縮ながらも辞退したのだけれど、その後状況が代わり、巡回が2年に延長することに。それをフレンチーに伝えたら、ぜひにということでしきり直しで実現できたのが、このミネアポリスというわけ。いやー本当に縁というのは不思議なものですね。だめかなあと思っていても、縁があるところとは、こうなる運命になっているのですね。

正直、ミネアポリスという地にはそれほど執着していた場所ではなく、こんなことをいうと超失礼になるのですが、フレンチーとのおつきあいで、それではやってみましょうかというくらいののりだったのだけれど、ふたを開けてみて、本当にここで開催できてラッキーでした。さすが米国でコミック学部がある3大学の一つということで、写真からみてもわかるようにのりのよさ。それにもまして、夏休みに入っての開催ということで学生はそれほど集まらなかったのだけれど、まんがに興味のある人たちが子どもからお年寄りまでたくさん集まってくれました。特にフレンチーの関係で集まってくれたマンガ家のエリックやそして少女マンガ家希望者のメンター(指導者)でもあるラナが来てくれました。特にラナからは米国の少女マンガの卵達の現状の情報をたくさん教えてもらいました。スキャンレーションのことも実は彼女から実態を教えてもらったのですね。本当にマンガ情報収集の宝の山でした。ここで開催できてよかった。フレンチー様々です。

余談ですが、フレンチーは Mechademiaという、米国で初めての日本のマンガ&アニメに特化したアカデミックな論文集の編集者でもある。左がその第2集の表紙。テーマは 「Networks of Desire」。私も執筆を依頼されて、少女マンガ展示会の全体像を「Mirror of girls' desires」という副題で書かせてもらいました。フレンチーはもちろん主任大学教授で優秀な研究者でもあるのだが、とにかくバイタリティーのあるハイパーなアメリカのおばちゃん(昔のお姉さん)というとても気さくな人でもある。後に2008年春にマンガ研究でフルブライトを取り、3ヶ月ほど、日本に滞在することになるのだが、この時はもちろんそんなことはまだ知らない。(*ここの2月27日のブログの夏目さん訪問のところの米国の教授というのが実はこの人。そういえば夏目さんに徳さんもパワーは負けてもせんよと言われたっけ。褒め言葉なのかしら??? ^_^)

*以下メディア記事の参考例です。

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