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Wednesday, March 18, 2009

2007北米巡回展示会「Shojo Manga! Girls' Power!」報告その8 (8/18-8/26/07):LA日本文化コミュニティーセンターにて


*写真はロスアンジェルスの奄美会の皆さん

西海岸は我がチコの街をスタートした巡回展示会は米国大陸を横断して東海岸へ、そして北上してカナダ、また米国にもどり、今度は逆に東から西へ横断する形で、とうとう8番目の開催地としてLA(エルエー:ロサンジェルス)は JACCC (Japanese American Culture and Community Center) へやってきました。このJACCCは西海岸で最大の日系文化センターで、日系アメリカ人にとっては日本文化維持&紹介の中心的役割を果たしている。

LAはこの展示会開催の助成金を出してくれた国際基金ロスアンジェルス事務所もある場所。そしてなんと言っても西海岸の中心のようなところ。LAでの開催は、東海岸NYでの開催同様、外せない。そうはいうものの巡回展示会開催準備当初はまだまだ少女漫画展示会の価値を理解してくれる美術館はまだまだという状態だった。そういった状況の中、手を差し伸べてくれたのが、このJACCCの責任者でもあり名物学芸員の小阪さん。ご本人自身優れたアーティストでもあるのだが、もともとはお坊さんというユニークな経歴の持ち主。JACCC自身資金に余裕のない状態の中、ギャラリースペースを無料で提供してくださり、そして広告なしでも確実に人が集まると言う、毎年恒例の日系ウィークを挟んでの展示会開催を提案してくださった。

この日系ウィークの間に、JACCCのあるリトルトーキョーではたくさんのイベントが開催され、少なくとも2万に参加者が例年あるということで、この巡回少女マンガ展示会の広告はJACCCホームページや招待ポストーカード以外にはそれほど苦労することなく、たった9日間の開催ながら、一番人が入ったのでした。

思いがけない出会いもありました。わが故郷奄美大島の先輩でもある奄美会の方々。少女マンガ展示会の宣伝を誌上でしてくださった日系新聞Cultural Newsの編集長、東さんのご紹介。「徳さん、奄美の出身なら、奄美の人がこのほんの目と鼻の先にいるよ。ちょっとよって見る?」とのお誘いで、JACCCの敷地内にグラフィックアートのお店を開かれている上田さんに紹介していただいた。なんと上田さんは小学校、中学、高校と私の先輩であることが判明。その上田さんの奥さんの声かけで、奄美会の中心となる方々が早速応援にかけつけてくれました。奄美会の皆さんにお会い出来ただけで、このロスアンジェルスで開催できたかいがあったというものです。(写真上左から奄美会の会長さんの西本さん、木戸さん、上田さん。下左から、上田さんの奥さん、そして西本さんの奥さん。)

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