この後は日本巡回が決まっているけど、ヤマダさんや金澤さんがいる川崎が中心にそれもパワーアップしての展示会になることになっているので、ここまで一人孤軍奮闘したのとは大違い。大船に乗ったつもりで、日本巡回へバトンタッチ(とその時は思っていたのだけれど、日本展示もそういえばいろいろありました、それはまた後のお話し。)
さてさて展示会そのものはどうだったかというと、展示会場は小さいスペースでしたが、よくまとまって展示されていたし、なにしろカナダ西海岸の名門大学ブリティッシュコロンビア大学の日本研究学部の20周年(25?)記念行事と合同のイベントとしての講演会実施はとてもラッキー。実は大学の記念講演には、竹宮恵子さんや藤本由香里さんがすでにご招待されることになっていて、大学での講演の前に少女マンガ展示会オープニング講演にもお二人にご参加いただきました。
(ちなみに写真はバンクバー巻き(サーモンの皮の薫製が具として入っている)も入ったお寿司。主任学芸員のティムと気のきくニコラが私のために用意してくれていました。)
チコからバンクーバー行きも実は波乱がありました。チコの小さなローカル空港で私の大きなスーツケース(作品や図録が一杯)の荷物チェックの際、ジッパー(ファースナー)がうまく開かず、検査できないとして、飛行機搭乗を拒否されてしまうという信じられない事態に。急遽チコから約90マイル離れた州都、サクラメント国際空港なら大きな荷物を通すセキュリティー機器があるので、そこからバンクーバーに飛ぶカナディアンエアー(ユナイティッド航空のシェアコード航空)でのフライトを準備してもらうことに。
あわててジョンにお願いして、車でドライブすること1時間半。ようやくチェックインして搭乗を待っていたところ、今度はユナイティッド航空から航空会社変更の正式連絡がカナディアン航空に届いていないから確認が取れるまでは搭乗させるわけにはいかないということで、ゲートの前で一人待ちぼうけ。他の乗客の搭乗が皆済み、時間切れでゲートもしまるというその時、私のその日のハプニングに同情してくれた女性添乗員が「私の判断であなたを載せるわ。ゴー!ハーリーナップ!」とゲートを再度開いてくれたの。最後の最後に神様仏様の心境とはこのこと。助かった。結局お昼すぎに余裕を持って、バンクーバーに着く予定が夜の9時過ぎに着。美術館のニコラが空港まで迎えに(ごめんね >_<,,,) 結局美術館に着いたのはその日の夜の10時というありさま。学芸員のティムが一人まだ展示準備をしながら待っていてくれていました。いやはやいやはや。
さてさて展示会そのものはどうだったかというと、展示会場は小さいスペースでしたが、よくまとまって展示されていたし、なにしろカナダ西海岸の名門大学ブリティッシュコロンビア大学の日本研究学部の20周年(25?)記念行事と合同のイベントとしての講演会実施はとてもラッキー。実は大学の記念講演には、竹宮恵子さんや藤本由香里さんがすでにご招待されることになっていて、大学での講演の前に少女マンガ展示会オープニング講演にもお二人にご参加いただきました。
実は竹宮さんと藤本さんは、最初の開催地チコでのクロージングにお出でいただき、講演をしていただいた方々で、この巡回展示会の最後の最後に、やはりこうやてお二人にお会い出来るというのも運命のようなものを感じました。
(*左の写真手前はブリティッシュコロンビア大学の日本館の講演会場に向かうところ。右から藤本さん、そして竹宮さん。ちょっと小さいかな。確かこの日本館は大阪万博の日本館をここまで持って来て再現させているのだとか、、、間違っていたらごめんなさい。)
このひと月後に、私は再びバンクーバー&バーナビを訪れ、作品片付け、そしてその作品を担いで、バンクーバー空港から成田へと、そして日本巡回の立ち上げ館である、川崎市市民ミュージアムへ向かうことになるのですね。
ともかく北米巡回、心配していた作品紛失等何もなく日本へと作品をお返しすることができ、ほっとしました。(この大変さを知らなかったからこそできたなあと今更ながらに思います。もう二度とやれないです。どうかどうか出版関係の方々がその枠を超え、もう一度きちんとした展示会を北米にてやってくださることを切に願います。北米展示にご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。多謝多謝 ^_^!)
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