ここのギャラリーは他の開催地と比べても一番小さなスペースで23人の作家さんお一人につき2枚のパネル(一枚が約1m1m)を用意していたのですが、スペースがないということで一枚だけの展示に。
でもここでは大学の授業とリンクして多様な専門(日本語学、比較文化学、ジェンダー学、もちろん美術教育学、その他)の授業の中で、展示会を使ってもらえたのがとてもよかった。展示会開催の目的の一つ、大学美術館で開催し、無料で公共に公開することによって、まんがを知らない人たちにもその多様性と価値を理解してもらうこと。さらに大学の授業で課題としてマンガをテーマに学ぶことによって、マンガに興味がなかった人たちも、より深く、そしてより広く、そして願わくば、学んだ学生達が全米中に広がることによって、マンガの評価もまた広がってくれると良いいなあ、、、等々と考えていたのですね。
そういう意味でも、ここでの開催ははでではありませんでしたが、一番私の当初の目的に叶った形での開催となりました。ニューメキシコの地はまた独特の雰囲気があり、ずっときたかったところだったので、この展示会をきっかけに訪問することができ、とても良い旅になりました。
(もちろんハプニングもありましたよ。送付したアクリル板強化ガラスのパネルがシッピングの扱いが乱暴だったのでしょうね。7枚程割れており、保険等で最終的にカバーしてもらいましたが、展示の前にばたばたしました。また2箱にわけて送付した図録の内、1箱が水濡れプラスぼろぼろの状態で届いていましたよ。これは1年もかけて保険交渉をしましたが、担当者がのらくらとして、結局あきらめました。それ以来、私は大切なものはUPSを使っていません。)
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