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Monday, February 23, 2009

2006北米巡回展示会「Shojo Manga! Girls' Power!」報告その5 (9/6-10/4/06):カナダはトロントにて


巡回展示会(Shojo Manga! Girls' Power!)スタート当初、1年間の予定だったのが、シカゴを過ぎたあたりから、メディアに取り上げられる回数(その取り上げられ方)から、周りの反響が大きくなっているのがよくわかった。あちこちの美術館から、自分のところでもと声がかかるようになったのもこの頃である。

1年目の最後の地、ニューヨークはブルックリンのプラット美大で開催した際、国際交流基金のニューヨーク事務所の洲崎所長(2006年当時)からもし興味があるようでしたら、トロントの国際交流基金(JF)が事務所内にとても良いギャラリーを持っているので、そこでも開催してみますか?と打診を受ける。もちろん一も二もなく賛成だけど、展示会開催には時間がかかるので、今6月ですが、いつ頃でしょうか?と回答しておいた。数日後、連絡があり、9月で如何でしょうとのこと。そんなに早く開催できるとは思っていなかったので、びっくり(もちろんうれしい驚き)。お願いすることにした。そしてせっかくなので、2年目の巡回としてツアー延長がここに決定。その後すぐに、トロント以外の巡回地探しに新たに奔走することになるのである。

トロント(並びにナイアガラ瀑布)の様子はここをクリック!

さてさてトロントはどうだったかというと、、、場所はダウンタウンのど真ん中の最高のロケーション。それ以上に、今まで米国で4カ所回ってみて、もちろん各場所でのスタッフの尽力には心から感謝するものの、日本人スタッフと仕事をするのがこんなに楽なんだと初めて感じるくらい、私にとってはありがたい展示会になりました。英語という言葉の壁、そして細かいところで文化の違いを感じていたのだと、トロントでの楽さから、再認識することになりました。(20年近くも米国で暮らしていて、今更言語の壁はないだろうと、つっこみの声が聞こえてきそうですが、何年たってもやはり母国語にはかなわないですよ。それにやはり国民性というか、仕事の仕方というか、いろいろ超えられないものがやはりありますね。)

特に、オープングトークのため、前日にトロント入りした際、JFの久保田さんから「徳先生がもしこの展示に何が不満があるようだったら、徹夜でもみんなで準備しなおそうと話し合ってました。」という言葉に、思わず涙が出そうになるくらいうれしかった。日系カナダ人のび君と二人でラベルの二カ国語表記の訂正等、展示会オープンに直前まで仕事もしました。こういうこともバイリンガルの彼とだからこそ、簡単にできましたが、日本語で話ながら準備できるありがたみをこれほど感じたことはなかったですね。

オープングトークも週の真ん中にもかかわらず、びっくりするくらいの人が200人以上かけつけてくれました。JFの宣伝力にも感心いたしました。(詳細は写真サイトでみてね!)

トロント近くにはナイアガラの滝もあるということで、家族をつれて半分旅行気分でトロント入りしましたが、JFの関係者の方々のおかげで、思い出に残る良い旅となりました。感謝!(上の写真がそれです。ゴミ袋ではありません。さて何でしょう?答えは写真サイト内にありますよ ^_^)

次は再度米国にもどります。それも政治の中心地、ホワイトハウスのある、ワシントンDC、なんと在米日本大使館文化センターでの開催。ここでもいろいろあったのですね、、、

*トロントスター記事

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