世界思想社よりこの9月に出版予定の「マンガは越境する」に編集代表の一人でもある筑紫女子学園大学の大城房美さんよりお誘いがあり、原稿を出す事になった。米国で巡回した少女マンガ展示会をもとに米国でのマンガの受容についてというのが、元々の内容だったのだけれど、わがままを言わせていただいて、美術教育に関連して、マンガの特徴について興味を持つきっかけになった、描画の発達論の文化的特異性(そしてグローバル化への移行パターン)についてもここで書かせてもらうことにした。
ここではその部分を抜粋してご紹介。この抜粋部分の図表や参考文献情報もここでは省略しています。まだ出版されていないことと、本文の掲載に関しては出版もとより許可をいただく必要がありますのでね。(*下記、日本語の仮題タイトルをクリックするとその抜粋文PDFにリンク!)。
『マンガは越境する』グローバル化への挑戦
大城房美 一木順 本浜秀彦 編
Tradition & Innovation in Children’s Artistic Development:
Manga’s Contribution to Visual Literacy in the Contemporary Youth World.
ヴィジュアルリテラシーへのマンガの影響と貢献について
徳 雅美
カリフォルニア州立大学チコ校
2、美術教育とマンガの関係其の1:描画発達に現れる普遍性と文化的特異性の考察
3、美術教育とマンガの関係其の2:ヴィジュアルポップカルチャー(視覚大衆文化)における伝統と革新性
4、 北米おけるマンガの受容と影響:北米巡回少女マンガ展示会「Shojo Manga! Girls’ power!」報告
5、さいごに
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