以下「鬼の霍乱」でNAEAッ海に参加できなかった私の代わりに吉備国際大学の前嶋先生に学会参加の感想を書いてもらいました。ご参照の程。
「NAEA参加の感想ということになるとたくさんありますが、参加者が皆さん真剣で積極的なことでしょうか。
InSEAよりも「皆で話し合おう」という空気が強く感じられました。
個人的には、Teresaさんの教育要領の改訂に関する意見に大変興味を持ちました。音楽なども含めた統合的な芸術教育など、先進性とDBAEに基づいているであろう伝統、おそらくデューイにまで遡る知見に感化されました。これを聴けただけでもシアトルに行った価値がありました。
Teresaさんの著書か論文で読むべきものがあればご紹介下さい。
画材などの展示会場もはるかに広くてアメリカだなーと感じました。陶芸コーナーでは、日本人でシカゴで仕事をしている方ともお話し出来ました。
総合的な感想は、個々の研究の方向性も焦点の絞られたゴールの見える研究であることが感じられました。しかし客観性という意味では、美術教育である共通点でNAEAも日本的であるかとも感じました。この点は、私の勘違いかもしれません。」(5月2日)
「感想の追加をいたします。
会場の立地もよく、運営もとても気持良かったです。
朝早くから夜まで長い時間発表等が続き、充実した大会であると感じました。加えて何百もの応募があることを思うと美術教育が大切にされていることを実感出来ました。芸術に基づく教育は、つまり数学や物理学などの論理的思考を培う教科と対になる感念的思考を養う教科として位置づけられ、その意義も広く認識されているということでしょう。日本でも教育の両輪となる主要科目として位置づけられなければなりません。」(5月3日)
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