前にも別のブログ(TokuToku Journey)で話したかと思うが、昨今うちの大学に中東からの留学生がやたら多くなっている。私の教える一般教養クラスArt100: Art Appreciation - Multicultural Perspectives にもその影響を見る事ができる。定数120名の内、約30人がそう。25%にもなる。これは喜ぶべきかなにか異常事態なのか、、、それはともかく、これを良い方に使わない手はない。このコールは多種多様なアートを理解することによって、自分をそして他者を理解するのが最終ゴール(一応私の意図するところは)。これらの留学生にイスラムアートを語ってもらおう。というわけで、今回二人の学生(アラブ首長国連合Abdalla Alsharji عبدالله الشارجي とサウジアラビア:Majed Alayuni ماجد العيوني)に特別講演をしてもらうことに。
結果から先に。これがとても良かった。講演の前に内容を確認そして資料を送ってもらって話し合ったりしたものの、ふたをあけてみるまで「どんなかなあ」状態。それがPPT によく整理され、イスラムアートの根底にある宗教(コーランの影響)のこと、なぜ書体(カリグラフィー)がアートに洗練されたいったのかのプロセス、ショートビデオ(約10分)の伝統的イスラムアートの概略説明、そして現代アートまで。最後には英語のアルファベットをアラビック書体(アルファベット)に置き換えて、自分の名前を アラビック書体で書くエクササイズをバックアップ(時間が余ったときの)として用意してもらっていたのだが、それも含めることができて、とてもよかった。いや予想以上によかった。さすが留学生(選ばれた学生?)。その中でもこの忙しい学期中、講演をやろうという気構えのある学生達なので、とても真摯にこのプロジェクトに対応してくれた。そのことに心から感謝。(来学期も、それも留学生の文化背景ごとに2つ三つやってもらうというのもよいかも。いやそうしてもらおう。学生たちにとってももっと身近にそして意義ある内容になると思う。)
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