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Sunday, March 20, 2011

Need your help for the disaster in Japan (3/11/11)!: 義援金支援プロジェクトへのご参加のお願い

下記3/19付けで大学(芸術学部)の同僚たちへ、義援金支援のアートオークションへの参加を依頼する連絡を送付したときのもの。直後多くの反応があり、現在その準備に入っている。

3月19日下記メッセージを送付した時点で、18,000人と報道のあった、当時の被災データ(亡くなられた方並びに行方不明の方々)は、3/22(火:西海岸時間)の今日、24,000人と報道されている。私の故郷奄美も昨年10月洪水災害に見舞われ、多くの被災者が出た。その時日本各地から多くの方々のご厚意があり、5ヶ月たった今、どうにか復興のきざしがみえはじめた矢先きの東北(関東)地区におけるこの甚大な災害。

災害のレベルは犠牲者の数ではない。確かにそうだ。昨年奄美での洪水被害では数人の犠牲者に過ぎない。それでも失ったものの大きさと残されたものの悲しみが決して少ないとは言えない。(その内のお一人は私の高校3年のクラスメートのお母さん。認知の母を奄美の施設に預けている私にとっては他人事ではなかった。TVに移る水没していく名瀬を見ながら眠れない夜を過ごしていた。それもたった5ヶ月前の話し。)

それでもそれでも、、、、今回はあまりにもあまりにも大きすぎて、、、残された方々のお気持ちを思うとどんな言葉も慰めにはならないのではないかと思う。反面、やはり何かやらずにはおかれない。それほど衝撃は大きかった。それもあの日本で(地震や津波の対策は万全と思われている日本で)起きたのだ。世界中を駆け抜けたこの映像とニュースは世界中を動かしていると思う。

何もできない米国在住の私達ですが、これからの皆様方の復興にむけて、私達ができること、できる方法で、ささやかですが始めさせていただきたいと思います。(*上左記写真はそのオークションを含めた全体プロジェクト「Far East Fusion」のポスター。クリックすると拡大いたします。)

徳 雅美
技術教育学教授
芸術学部
カリフォルニア州立大学チコ校
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Dear colleagues at Dept. of Art:

As you already might know, Japan (Tohoku region – North part) suffered a big earthquake (M9) and tsunami on March 11. More than 18,000 people passed away and are missing so far. Thank you so much for your many messages. All my family and relatives are living in the central and southern part of Japan and they are okay. But I have many friends around the area and am still waiting for contact from them since it happened.

The entire country of Japan is devastated due to the tragedy and they are still suffering under the cold & snowy weather. US TV, CNN, is dramatically announcing the tragedy and how Japanese people are quiet and patient regardless of such a huge disaster. Although they don't speak out or shout, they deeply suffer ...

Some of you might remember my friend, Prof. Koichi Watanabe who came to participate in the first cultural event of the Way of Asia in 2008 to organize his art show and give his talk. He is from the area, Fukushima, of the nuclear plant crisis. Since the earthquake, he has been having a tough time contacting survivors, and he will be finally able to evacuate from the Fukushima area after the final meeting on Saturday, 4/19. He is one examples of what my Japanese colleagues are doing in response to the disaster.

I would like to do something for them and to do so, I need your HELP.
This is an E-mail to ask your (and your students’) help to participate in my cultural events to raise funds for the suffers of Japan’s earthquake and tsunami (and the fear of nuclear plan crisis >_<,,,).

1. Art Students’ Club fund-raising art sale & workshops (10 AM – 3 PM, Sat., April 9 at Selvesters’ Café):

I am planning to organize the 3rd annual cultural event of Far East Fusion at Creekside Plaza and Selvester’s Café on Saturday, 4/9 (*Please see the attachment). I decided to make this event a fund-raising event for the Japan disaster. However, the event does not produce much money in general. So, I’d like to also have fund-raising workshops (10 – 3 PM) at Selvester’s Café that will be organized by Art Department students (or student clubs such as ArtEd DaDa). If you could encourage your students (especially your area’s student clubs) by selling any of their artworks for the fund-raising, I would really appreciate it. NO need to make anything new. Just bring the left-over artworks from the past classes or so. If you could let me know the possibility, I would really appreciate it.

2. Art Department Faculty Fund-raising Auction (3 PM – 6 or 4-7 PM, April 9 at Selvesters’ Café):

In addition, I am also planning to organize a fund-raising art-auction with your help at Selvester’s Café (3-6 PM or 4-7 PM on Saturday, 4/9). If you could donate any art items (small is great), I would really appreciate it. Again, no need to create any for this event, but look around your office and/or studio to find something for this event. If you could donate your artwork for this fund-raising auction, I would truly appreciate it. Also please let me know the possibility via this mail, hopefully sometime soon (^_^)! (I don’t have my own artworks much anymore, so I am planning to donate a traditional Japanese wedding kimono and/or a manga art created by a female’s comic artist for the auction.)

Jason, University Art Gallery, and his wife, Jenni, are now kindly helping me to organize this idea in a little more detail. I (or maybe Jason) will let you know about it sometime early next week too.

I know that this is a very short notice, but your HELP is essential. I truly appreciate your HELP!

Lastly, the President Office contacted me last Thursday, 3/17 to support all my fund-raising events as co-sponsor and/or collaborator.

Cheers,

Masami
J-faculty

Thursday, March 3, 2011

The 1st Japanese Speech Contest in Chico (3/3/'11): 日本語スピーチコンテストのうれしい賑わい

我が街チコの日本人会(婦人会?)「JCWC (Japan Chico Women's Club)」の中心人物の一人でもある徳田恵子さん(大学の日本語スタッフ)とその友人、ミッシェルマーティン(PV高校の日本語教師)が今年始めて、「第一回日本語スピーチコンテスト」を大学内で開催することになった。高校で日本語を習っている高校生達や近くのコミュニテーカレッジButte Collegeの学生達が中心に参加していました。大盛況!

息子の海の親友ビスマン君(インド人)もまだなんと中学1年というのに、その高校で日本語を習い始めて約1年、ビギナーレベルで出ていました。タイトルは「私の家族」。うちの息子はさすがに毎年日本(奄美)に一月ほど帰っているせいか、発音はばっちりだけど、ビスマン君みたいにとても上手には書けない。これに刺激を受けて、うちの息子も再度ライティングの方もがんばってくれるとうれしいのだけれど。
賞品に目がくらんで、来年は僕も出ようかなあと言っている。動機は別として、その気になるのはよいことである。

Monday, February 21, 2011

2011 Far East Fusion Poser Competition (2/15/'11): 日米文化交流イベント用ポスターコンペの勝利者は?

毎年恒例となった日米交流イベント「Far East Fusion」のためのポスターコンペティションを美術教育クラスのカリキュラムの一環として実施。今年で3年目。さて今年も3グループに分けてのコンペ。さてさて今年はどんなかな?















Monday, January 24, 2011

Mastering Her Art in CN&R Newspaper (1/20/'11):チコ市ローカル新聞記事にて

先々週チコ市のローカル新聞CN&R (Chico News & Reviews)から電話が一本入った。新聞の「15 minutes」コーナーで先日いただいたOTA award関連して、いくつか質問をさせてもらい、それを記事にしたいとのこと。ふむ、どこからその情報をと思ったら、同新聞で記事を書いている私の友人、ジャズのベースプレイヤーでもあるクリスティン (Christine LaPado ^_^)からの紹介とのこと。もちろん有り難いので引き受けだ。その後の電話取材の結果が以下の記事に。

Mastering Her Art (CN&R: January 20, 2011) By Stacy Kennelly

その他いろいろ何か私が企画する度に、そのクリスティン(主任編集者)にはここで紹介してもらっています。以下がチコを基点にいろいろやったイベントの紹介記事その他です。

We see newsmaking in their future: The CN&R's annual Who to Watch list (01/08/09) by Christine LaPado

Food as art: Teas and sushi on display at Humanities Gallery's Far East Fusion events (10/30/08) by Christine LaPado

Manga powerrr: Shojo Manga Power! exhibit centerpiece of Japanese pop-culture events at Chico State (11/03/05) by Christine LaPado

Art of the clothes: Rare Japanese kimonos at Chico State emphasize cultural diversity (9/12/02) by Scott Brennan-Smith

Saturday, January 8, 2011

教育美術連載 原稿(2011年1月号): 日本の鑑賞教育 vs. 米国のヴィジュアルリテラシー教育

2011年新年号原稿(下書き)をここにご紹介。今回で10回目。いよいよ私の最後の原稿が近づいてきました。次回2月号は飛ばして、3月号が最後の原稿となります。これは下書き原稿でイメージ抜きのものですので、最終原稿の方はぜひ「教育美術」雑誌をお買い求めいただき、ご覧になっていただければと思います。感謝。(今回は少々わがままを言わせていただきいつもよりちょっと長めです ^_^)

図1:図録29頁下段左「三つの国旗」米国大学生作品(コラージュ)Jasper Johns
図2:図録29頁下段右「四つの旗」」クウェートからの留学生作品(コラージュ)

4コマアート巡回展示会作品紹介(2011年1月号):
日本の鑑賞(感性)教育 vs. 米国のヴィジュアルリテラシー教育*
December 3, 2010
Masami Toku

2011年謹賀新年。今年最初のそして10回目のトピックは「鑑賞」、日米の鑑賞教育への理念そしてそのアプローチの相違について。

カリフォルニア州立大学チコ校で「芸術鑑賞学」のコースを受け持って今年で12年になる。このコースは米国において一般教養の一つとして、美術専門外の学生を対象に「芸術鑑賞=ヴィジュアルリテラシー (Visual Literacy)」教育コースとして定着しており、多くの学生が取っている。私の教えるコース「Arts100: Art Appreciation-Multicultural Perspectives(芸術鑑賞—多角的視点において)」も120名の大所帯で、その7—8割が1&2年生の学生。専門も会計学、ビジネス、農業学、看護学等々とほとんどが「芸術分野」に関連のない学生達ばかり。また一般教養コースという性格上、教科書も充実しており、多くの本が出版されているが、内容は体系的にまとめられており、どの本をとっても目次を見る限り、大きくわけて5章に分かれて構成されていることが多い(例:1.What is Art? What is Art for?:美術とは何かなぜ必要なのか?2.Elements of Art & Principle of Design:美術の構成要素,3.Visual Art Media:美術の材料とプロセス 4.Architecture:建築&インテリア 5.Visual Records:世界美術史)。 美術を多様な角度から分析し、鑑賞批評そして理解する能力を育てる目的の元「視覚的読み書き能力(Visual Literacy)」を高めるための鑑賞コースとして発展してきた。

日本においては「鑑賞教育=感性教育」として捉えられていることと思うが、米国においては「鑑賞批評能力:美術を通してコミュニケーション能力とも言えるヴィジュアルリテラシー能力を高める教育」として認知されている。一般的にはこの能力は視覚的イメージを通して「他(文化)」を理解、その結果として自己(アイデンティティー)をも再確認する能力と理解されている。私の使用する教科書「World of Art」の著者であるセイヤー(Sayer)はこの能力のことを「”I like this or that painting.”You need to be able to recognize why you like it, how it communicates to you. This ability is given the name visual literacy (「私がこの絵が好きだ。」(とあなたが語る時)、あなたはどうしてその絵がすきなのか、そしてなぜそう思うのかを(あなた自身)知ることが必要である。それを発見し理解する能力のことをヴィジュアルリテラシーと言うのである。)と明言している。

私がはじめてこのコースのことを知ったのは、イリノイ大学(アーバナ•シャンペーン校)で大学院の学生だった頃。ある教授のリサーチアシスタントとしてその授業にはじめて参加した時「あっこんな方法もあったのか」と感激したのを今でもよく憶えている。一般教養のコースでありながら、一方的に教授から学生達への講義的授業ではなく、そこには「アートとは何か?そしてなぜ必要なのか?」を教師と学生の線を越えて討議する風景があった。教師はナビゲーターであって、一方的に指導する存在ではなかった。そこで見た授業風景と教師としての在り方が今の私のスタイルの原点ともなっている。「アートとは何か?」共通する答えの存在しない命題であり、難しくもチャレンジングな授業を展開することになる。学期はじめには、ほとんどアートに感心のなかった専門外の学生達。4ヶ月後その学期が終了する頃、私のオフィスのドアをたたいてくることがある。「自分にとってのアートの意味がわかったような気がする。」と。その時の私の顔と気持ちをご想像願いたい。「Glad to hear that!(それはよかった。)」と静かに微笑みクールを装いながらも、私の心は飛び上がっている。日本の大学教育の中でもこのような「鑑賞教育」が一般教養コースとして定着されることを願ってやまない。

さて、米国では大学において一般教養コースとして定着している「鑑賞教育」だが、義務教育(小中高)の美術教育の中で、特別に取扱われて指導されることは少ない。不思議なようだがもちろんそれには理由がある。これについては、また次回、連載最後の3月号で「日本の美術教育の方向性」への考察とともに言及してみたいと思う。

最後に、実はこの「4コマアート(カテゴリーB)」も鑑賞教育の一環としてのプロジェクトでもあり、毎学期、同コースの中でも課題として研究リサーチ論文と併せて提出させている。名作(アート作品としてその評価が定まっているもの)を一つ選び出し、その作品について調べ、その後そのイメージを広げ、4コマのアートとして「起承転結」の作品としてストーリーを展開させていく。まさにヴィジュアルリテラシー作品(^_^)。

今回はそんな鑑賞教育のクラスの学生からの作品2点をご紹介。ベースになった作品は2点とも米国アーティストとして著名なジャスパージョーンズ(Jasper Johns)の出世作「3つの国旗(Three Flags, 1958))」。3枚重ねのアメリカの国旗は見る人に向かって次第に小さくなるように重ねられている。当時米国は台頭する共産主義思想に対して、恐れをいだく典型的米国国民(愛国&国粋主義)に支持されるマッカーシズムというイデオロギーが荒れ狂う時。小さくなっていくアメリカ国旗の表現はアメリカの価値を低めるものとして批判の対象になったものである。

図1はそんな3枚重ねの国旗が4種類、整然と並べられている。この中実際の国旗は左上のイギリス国旗と右下のアメリカ国旗のみ。他の2つは同様のデザインをアレンジした架空の国旗である。意図するところは、ジョーンズのオリジナル作品以上に国旗の価値を軽減しているものとも読めるし、逆に「国旗=国」という観念は無意味なものであると揶揄しているようにも見える。さてどちらだろう。それとも別の深読みが必要か。図2は米国に留学するクェートからの学生の作品。上段左右に並べられた2つの国旗はおなじみのもの、日本と米国。下段はほとんどの人には馴染みの薄いものだろう。左下がクェート、右下がカリフォルニアの州旗である。実はこの学生はこれら旗に政治的な意味合いも暗喩の意味も含めていない。単純に自分の今一番身近な環境をジョーンズの作品をアレンジして旗で表現しているのに過ぎないとのこと。クラスの教師である私の国「日本」、現在住んでいる国「アメリカ」、自国「クェート」、そして実際の居住地「カリフォルニア州」。深い意味はないと言いながらそこに日本が入っているのが個人的にはとてもうれしかった作品。

余談だが、この数年中東からの留学生がやたら目につく。この鑑賞教育のクラスにも多く、最近では120名中20名以上がサウジアラビア、アラブ首長国連邦、そしてクェートからの学生達である。不思議に思って聞いてみると、中東では石油の渇枯を予測しており、それに代替するものを探すための知力作りとして選抜した優秀な学生たちを米国に送っているとの事。事実かどうかは別として興味深い話しである。