1月の後半に出版会社に教科書カバー用のイメージを提出してから3ヶ月あまり、出版会社のデザイナー作成のカバーデザインを見せられること2回、どうしても納得できず、締切の迫る中、結局自分達(うちの芸術学部の同僚でいつもデザインを手伝ってくれるエレンと)で作ることにした。結果がこれ(見開き:右半分がフロント、背表紙部分が真ん中、そして左半分がバックカバーになります)。
出版会社の指定する(版権の問題があるので)イメージサイトから使用する可能性のあるイメージを選び出し、それでいくつかカバーデザインのパターンを3つ程。各イメージとともに、使用したビジュアルの情報をすべて書き出して、出版会社へ提出し、許可を待つ事に。
オーライが出たところで、高解析度のヴィジュアルを改めて送付してもらい、それで最終デザインを作成。これがその一品。かけた時間はたったの二日。信頼するデザイナーと一緒にやるとこうも時間が節約、そして好みの作品ができるのであーる。うれしい!
カバーデザインの私が課した条件は教科書の目的通り「Multicultural Perspectives」を表現すること。つまりカバーデザインに使われるヴィジュアルイメージは「1. Past-Present」, 「2. Western & Non-Western」, 「3. Diverse Media」を象徴していること。なのですが、、、出版会社のデザイナーの作ったデザインはどれもなぜか非常に日本的すぎる物ばかり。最初のは伝統的な墨絵(鯉)だったし、調整をお願いしできた2番目のデザインはなんとマンガ的な「芸者と女の子に龍と仏様」。うっ、、、涙。(ここで紹介できないのが残念ですが。)
出版会社のデザイナーをさしおいて「自分たちで作るというのは失礼」という気持ちがあったので、妥協するかどうか迷いましたが、、、自分達で作ってみて「あの時、妥協しなくて本当によかった。」というのが今の実感。
(*中身の方は5/20の締切に向けて猛ダッシュ中。これまた涙、、、)
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